資産形成の始め方【わかりやすく解説】

資産形成の重要性

 

人生100年時代と言われる現代では、バブル崩壊前に比べて、資産形成の重要性が急速に高まっています。

 

理由は、大きく2つあります。

① 平均寿命の伸び

② 高度経済成長の終焉

 

社会情勢の変化は私たち人生設計に明らかに影響していると考えています。

 

平均寿命の伸び

 

バブル崩壊前、1980年から2018年にかけて日本の平均寿命は以下のように変化しました。

男性 73歳 ➡︎ 81歳(+8)

女性 78歳 ➡︎ 87歳(+9)

 

次は100歳を超える人の人口です。

1980年  968人

⬇︎

2018年  69,785人

その数実に70倍にまで大幅に増加しています。

 

日本国民の平均寿命はのび続けており、今後も続いていく事が予測されます。

老後の時間が長くなる一方で、老後への準備も必要になるために資産形成の重要性が増しているといえます。

 

高度経済成長の終焉

 

戦後日本の高度経済成長期は、バブルの崩壊とともにデフレ不況による経済停滞期に突入しました。

参考記事:失われた20年とは?

 

経済停滞は日本全体のパイの縮小を意味します。

私たちの将来への見通しが不透明になった今、改めて私たちの明るい未来の為に出来る事を考える必要があります。

 

バブル期までの日本では、経済は成長する事が当然でした。

もちろん将来への見通しも楽観的でした。

しかし現代日本では、少子高齢化に経済停滞が拍車をかけ、社会保障制度の存在自体に危機感を持っている人も少なくありません。

 

参考記事:日本の年金制度は破綻するか?

 

これからの日本の未来は、経済政策次第で明るいものに転換する事は充分に可能であると考えています。

とは言え今現在において、資産形成の重要性が高まっている事は否定は出来ません。

資産形成をはじめる前に

 

資産形成を始めるには、前提として目的を明確化させる事が大切です。

・いつまでに?

・どのくらい?

・何のため?

 

この3点を確認し、資産形成をおこなう目的を明確化します。

そして、その設計をライフイベントともにライフプランとしてまとめておく事も一つの方法です。

 

老後の資金?

体調を崩した時?

結婚?

子供の教育?

資産運用の為?

 

目的を明確にしておく事で、どのくらいの時間と積立が必要かを確認するのです。

 

資産形成を行う上での3つのポイント

 

目的を明確化したら、資産を形成していく上でで大切な事は3つです。

 

時間

金利

分散

 

時間

 

時間は資産形成において大きな味方となってくれます。

一ヶ月に3万円の貯金を20年間継続したとします。

月々に3万円でも20年という時間を味方にすると720万円の資金が形成されます。

当然ながら形成期間が長ければ長いほどに、大きな資金となり、大きな資金となればなるほどに、金利が効果を発揮します

 

金利

 

20年間の時間を使って720万円の資金を形成しました。

ここで金利の力を使えば、さらに資金を拡大するさせる事が可能です。

年単利3%の場合

金利なしのタンス預金であれば760万円の資金でしたが、単利3%の力を借りれば892万円まで資金が増えます。

20年という時間、年単利3%、この2つの力で約130万円が上乗せされた事になります。

 

複利の場合

 

年複利3%ともなれば、約150万円もの金利が上乗されます。

外部リンク:金利シュミレーション

 

⬇︎単利と複利の違いはこちら

参考記事:金利とは?

 

このように、長い時間×金利の力で効率的に資産形成を行うことが可能になります。

 

分散

 

ここでいう分散は、形成させる資産の種類(方法)の分散です。

いざ複利で金利を稼ごうと思っても、2020年現在の大手メガバンクの預金金利は0.001%。

超低金利時代です。

銀行預金で積み立てたとしても金利はほぼつかないと言ってもいいでしょう。(ATMの手数料の方が高くつくかもしれません。)

 

そこで、株式投資や投資信託、債券や積み立て保険などで資産を形成していく事が視野に入ってきます。

これら資産の種類によっては元本割れのリスクもあります。

なので、資産の種類を分散させ、リスクを分散させていく事が資産を形成する上でとても必要なのです。

 

 

また資産形成においては、時間を分散させる事で、リスクを軽減するドルコスト平均法知っておくと良いでしょう。

参考記事:ドルコスト平均法とは?

 

家計収支の見直し

 

当サイトでは経済環境に合わせた資産形成方法を得て、未来への見通しを明るくする事を目的としています。

 

前述した時間と金利と分散の力を最大限に発揮させる為には家計収支を見直しも効果的です。

つまり

長く積み立てていくお金をいかに最大化するか?

ということです。

積み立て金(余剰金)は以下のような発想で行います。

余剰金(貯金)= 

収入 -

【固定費】家賃-食費-光熱費-通信費

【変動費】交際費-雑費

 

一般の生活をしていれば、おおよそ上記のような構図になるかと思います。

 

この余剰金(貯金)が、資産形成に回していく資金となります。

 

ですので、資産形成を拡大するためには

①収入を増やす

②固定費か変動費を抑える

この2択となります。

 

節約では変動費(交際費や雑費)を過度に抑える事はおすすめしません。

なぜなら、資産形成によって今の生活を楽しめなくなる恐れがあるからです。

将来への備えは大切な一方で、今を楽しむ事がさらに大切だと考えています。

 

ここで、資産形成を成功させる為には余剰金から考える発想が必要です。

 

この資産形成への目的を明確化すると、月々にいくらの余剰金(積み立て金)が必要かが明確になります。

その余剰金を、収入からまずは確保してから固定費と変動費を考えるのです。

これは、企業の損益計算書(PL)で言うと戦略会計と呼ばれる考え方です。

必要な利益(余剰金)を先に決めて、そこから固定費と変動費を計算します。

 

例えば、あなたが60才までに1000万円の資産を形成したいとします。

その為には月々に5万円の積み立てが必要な計算です。(必要な金額は、時間や金利によって変わります)

あなたの今の収入は、手取りで30万円だとします。

この時に、収入30万円からまず必要積み立て金の5万円を差し引きます。

残った25万円から、固定費と変動費を考えるのです。

前述の通りここでのポイント

まずは固定費を抑えられるだけ抑える

という事です。

通信費、家賃、光熱費の基本料金等

今は様々な分野で規制緩和が進んでいますから、通信費や光熱費を削減する為の選択肢は揃っています。

その部分を節約した上で、どうしても目的の余剰金が捻出できない場合には、生活の質を落とさないように変動費の見直しを行うと良いでしょう。

 

いずれにせよ、今の生活を楽しみながら将来に備える事が、資産形成における姿勢で一番大切だと考えています。

 

自分自身の≪利回り≫を増やしていく

 

固定費を下げる事ともう一つ重要な事。

それは、収入を増やす努力や工夫を怠らない事です。

働き方も多様化する時代となりました。

それでも今も尚、人は多くの時間を仕事に費やしています。

であるならば、楽しみながら仕事に向き合い収入を増やしていく事が大切だと思うのです。

 

例えば、自分自身も利回りのある資産だと考えてみましょう。

 

あなたの年収が400万円だとします。

仕事を頑張って、あなたの今年の給料が昨年よりも約3万円UPしました。

年収にして40万円増加しました。

これは、あなたの年収の利回りが10%と考える事ができます。

 

今現在、金融商品の利回りは1%を超えれば良い商品と言われています。

自分の収入に10%の利回りがついたと考えれば、とても有意義な投資だと言えます。

このように仕事を頑張り収入を増やしていく事で、自分自身の利回りを増やしていくという事も、資産形成を考える上ではとても大切です。

見方を変えると仕事の資産価格も結構なものです。

 

同じ時間を仕事に向き合うのであれば、やはり楽しく、頑張って、一生懸命に取り組む事が大事です。

 

収入を拡大しながら、しっかりと目的に向かって資産を形成していく事がとても大切だと私は考えています。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です