【新型コロナウイルス】感染拡大のピークと日本経済

新型コロナウイルスのピークと日本経済

 

当記事の信頼性

日本の未来を応援するネコ(@lemon_remon_1

この記事を書いている私は、株式を中心に資産運用をしながら金融経済分野を研究しています。日本には明るい未来が待っている事を信じて執筆しています。

 

2019年末に中国の武漢から発生したとされる新型コロナウイルスの拡大が止まりません。

発生当初アジアを中心に拡大した新型コロナウイルス(COVID-19)は、欧州に飛び出した瞬間から一気に世界的な流行へと拡大しました。

感染拡大を抑止する為に、各地で経済活動のストップが起こりました。

これらの懸念から、世界各国の株価は大暴落します。

参考記事:株価暴落の原因をわかりやすく解説

 

欧州で特にコロナが猛威をふるっている国はイタリアです。

1月30日に初感染を確認してからわずか2ヶ月間で感染者が10万人に近づき、死者数は1万人を超えました。

画像出典:nippon.com

 

死者数ではイタリアが爆発的に増加していますが、感染者ではアメリカの増加ペースも大変な事になっています。

この世界的な新型コロナウイルス(COVID-19)の拡大によって、世界各国が大規模な経済対策を行う事を表明しています。

参考記事:コロナショックへの経済対策は?

 

幸いにして現状の日本は感染者数、死亡者数双方がら世界と比べてコントロールが出来ていると言えます。

外部リンク:リアルタイム国内感染者数の確認はこちら

 

この記事を執筆中に新しいニュースが舞い込んでしまいました。

 

富士フ、アビガン治験開始へ 新型コロナで、増産も

 富士フイルムホールディングス(HD)が、新型インフルエンザ治療薬「アビガン」について、新型コロナウイルス治療のための臨床試験(治験)を近く始めることが30日、分かった。増産も進める。

 アビガンについては、安倍晋三首相が28日の記者会見で、正式承認に向けた手続きを始める考えを示していた。

 アビガンを開発した富士フイルムHD傘下の製薬会社、富士フイルム富山化学(東京)が病院と連携して行う。

感染拡大が深刻化している状況を踏まえ、治験後は早期に承認される可能性がある。生産能力拡大のため他社への生産委託も検討している。

出典:共同通信

 

画像出典:日経新聞電子版・アビガン錠

 

アビガンは感染拡大当初から、新型コロナウイルスへの効果が囁かれていました。

この記事の中にある正式な治験のプロセスはアビガン承認の最終段階であり、予備の投与で明確に有効だった事が予想されます

これからはら細かい計画を立ててエビデンスを取りながら禁忌や副作用、体重あたりの血中濃度を決めていきます。

通常の抗インフルエンザ薬よりも副作用が強いと言われるアビガンですが、エビデンスに基づき承認されれば、日本の企業が世界を救う事になるかもしれれません。

 

一方で経済活動においては依然として制限が強化され、新型コロナへの経済対策は現状では全く足りていません。

参考記事:コロナショックへの経済対策について

また、確実に新型コロナウイルスへの感染リスクは私たちに近づいて来ています。

当記事では、この新型コロナウイルスのピークはいつなのか?

私たちがこの国難に対してどう向き合うのか?

このような問題を、経済的観点から考えてみます。

 

新型コロナウイルスのピークは?

 

現在、新型コロナウイルス感染拡大においては様々な予測がなされています。

これは株式会社エムスリーが運営する医療情報サイトに掲載された、数理モデルを用いて感染拡大のピークを予測した報告に関する記事からの引用です。

 

COVID-19、日本の流行ピークは初夏から真夏か

2020年3月26日  ソース:専門誌ピックアップ  カテゴリ: 呼吸器疾患・感染症 ・その他

日本の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行ピーク期を感染流行数理モデル[SEIRモデルS(感受性者数)、E(曝露者数)、I(感染者数)、R(回復者数)から構成]で予測。
2020年1月15日から2月29日までに報告されたCOVID-19新規感染者のリアルタイムデータから、基本再生産数(R0)と流行のピーク期を推定した。神戸大学の國谷紀良氏によるJournal of Clinical Medicine誌での報告。

 ポアソン分布の最小二乗法による感染率(β)の推定値に基づくと、流行時のR0は2.6(95%CI 2.4-2.8)で、流行は7月下旬から8月下旬にかけてピークに達すると予測された

 
社会的な対策によって感染率が低下すると仮定すると、学校閉鎖やイベント自粛などを3月1日から1カ月間実施した場合、流行規模は変わらないが、流行のピーク期は後ろ倒しになることが推定された。
しかし、ある一定の効果を得るには、6カ月間の長期にわたる対策が必要な可能性も示された。

 

引用記事は、2020年1月15日から2月29日までに報告されたCOVID-19の新規感染者数から流行のピーク期をSEIRモデルを用いて予測したところ

初夏から真夏にかけてが感染者数のピーク

ではないか?という報告です。

 

メディアが感染拡大を報道する際は、累計の感染者数や新規発症者に注目しがちですが、当然回復された方もいるわけです。

これらを考慮して純粋な増加人数(新規感染者−回復者)を見ていかなければいけません。

そうすれば、日本の増加率のピークは意外と近いのではないかと予測されています。

 

SEIRモデルとは?

 

簡単にSEIRモデルを解説します。

SEIRモデル(エスイーアイアールモデル)とは感染症流行の数理モデルを言います。

Susceptible】

感染症に対して免疫を持たない人

Exposed】

感染症が潜伏期間中の人

Infectious】

発症した人

Recovered】

感染症から回復し免疫を得た人

 

これら感染症の拡大における4つの分類の頭文字をとってSEIRモデルと呼ばれます。

SEIRモデルでは、このようなグラフが形成されます。

画像引用元:SEIRモデルの詳しくはこちらへ

 

 

新型コロナウイルスと経済

 

今、世界経済はリーマンショックを超えて、世界恐慌が訪れることが懸念されています。

昨今の世界の株価の暴落ぶりと経済活動の抑制を見れば、かつて1930年に起こった世界恐慌が現実になっても何ら不思議ではありません。

世界恐慌、大恐慌(英語:Great Depression)とは、1930年代にアメリカを皮切りに世界的に起こった深刻な経済恐慌のことである。

大恐慌の時期は国によって異なり、ほとんどの国では1929年に始まり、1930年代後半まで続いた、

Wikipediaより引用

 

この世界恐慌は、豊かな国と貧しい国の両方に壊滅的な影響を与えました。

個人所得、税収、利益、物価は下落し、国際貿易は50%以上減少します。

また、米国の失業率は23%に上昇し、一部の国では33%にまで上昇しました。

当然日本もこの時期は大デフレ不況に陥り、農村では身売りが横行するなど国民の生活は困窮します。

この時の日本はいち早く動きました。

当時の大蔵大臣、高橋是清は金融緩和と財政出動によるリフレーション政策を行いました。

金融政策と財政政策をフル稼働させた結果、日本は世界恐慌から世界で一番早くに脱却しました。

現在の新型コロナウイルスへの押さえ込みやアビガンの治験が成功など、現代日本でもいち早く恐慌から脱出する可能性を充分に秘めています。

それどころか、世界経済を救う事が出来るかもしれません。

その為にも、感染拡大の抑え込みと大規模な経済対策が実現できるかが今後の日本の課題です。

コロナショックへの経済対策は?【わかりやすく解説】

 

資産価格の暴落と資産運用

 

2020年に入り、株式の口座の新規開設数が急増しています。

ネット証券、口座開設が急増 株価急落で初心者参入

 

2019年末に24000円代だった日経平均株価が、3月には一時16000円代までに急落しました。

株式投資や資産運用を始める好機と捉える一人も多いでしょう。

国内消費や設備投資に大打撃を受けた今、余剰資金の中で資産運用を始める事は、日本経済にとっては良いことです。

参考記事:資産運用とは?

 

しかし今から資産運用を始めて成功させるには、重要視すべきポイントがあります。

 

日本が早期に新型コロナウイルスを収束させる事が出来るか

適切な金融、財政政策による経済対策が実行出来るか

世界(特に米国)が新型コロナウイルスを収束させられるか

 

この3つが極めて重要です。

特に、②番の経済対策がしっかりと行われてて、予測より早期に収束に向かった場合はその後の資産価格の急騰もありえない話しではありません。

一方で、本格的に世界恐慌に突入してしまえば、いくら日本国内のコロナが収束に向かったとしても日本経済は厳しい状況となってしまいます。

参考記事にも記してあるように、3月30日の現段階において発表されている日本政府の経済対策は充分と言えるには程遠い内容です。

確かに現状は国難と言っても良い状況ですが、ピンチはチャンスとも言えます。

暗くなっていても仕方がありません。

今、日本は世界を救い、世界経済への貢献が出来る絶好の機会も持ち合わせているのです。

結果としてそれらは、私たちの生活を守り、未来を明るくしていくのです。

過度な悲観はパニックの元となり、国の方向を誤った方向にシフトさせてしまう危険性を持ち合わせています。

今こそ私たちは冷静に状況を捉えて、未来に向けて出来る事を行っていく必要があると私は考えています。

 

ここからのコロナ関連についてさらに詳しくは、下記リンク記事へどうぞ⬇︎

【新型コロナウイルスが不安な方へ】COVID-19の危険度をわかりやすく解説

 

 


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