初心者の為の株式投資ブログ【買い方編】

 10万円から始める株式投資②

 

今回第2回目は、株式の買い方を通して、実際の取引と共に解説します。

 

株価投資とは?口座開設やおすすめの証券会社は?株式購入のタイミングなどはこちらからどうぞ⬇︎⬇︎

10万円から始める株式投資ブログ【始め方編】

 

2020年4月13日。

元手の10万円で、購入した金融商品はこちら。

 

【銘柄コード】2038

NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ダブル・ブル ETN

通称、原油ブルと呼ばれています。

 

 

✅購入株数  270株

✅購入株価  360円(指値)

✅購入金額 270×360=97,200円

 

原油ブルは会社の名前ではありません。

これは会社の株式ではなく、ETNと呼ばれる金融商品です。

 

ETNとは?

 

ETNは「Exchange Traded Note」の略で、「上場投資証券」や「指標連動証券」と呼ばれています。

ETNは会社が発行する通常の株式ではなく、特定の指標(指数:TOPIX、S&P500、価格:商品、農産物)に連動するように作られた金融商品です。

 

その中でも、今回購入した原油ブルは、

原油価格に連動

するように作られています。

 

ETNと似ている金融商品にはETF(上場投資信託)があります。

参考記事:ETFとは?わかりやすく解説

 

ETF(イー・ティー・エフ)は、ETNよりもポピュラーで、初心者の方には扱いやすい金融商品ですので、参考記事を参照ください。

 

とにかく、昨今の原油価格の断続的な低下によって割安であると判断して原油ブルの購入を決めました。

 

順張り・逆張りとは?

 

ここでは、なぜ原油ブルの金融商品を選んだのかを説明します。

 

まずは、順張り・逆張りと呼ばれる投資スタンスについて解説します。

 

比較的短期で資産運用を行う際には、あらかじめ順張りで運用するか、逆張りで運用するかを決めておく必要があります。

 

✅ 順張り

 

投資スタンスの一つで、資産価格が上昇しているときに買い、逆に下落している時には売るという投資手法です。

つまり、相場の流れに沿って取り引きをするやり方と言えます。

 

✔️ 上昇中の相場 ➡︎ 買い

✔️ 下落中の相場 ➡︎ 売り

 

例えば、下記のチャートの黄色で囲った部分で資産を購入、または空売りをしたと仮定すると、これが順張りと言えます。

 

株価が上昇している波の中で『買い』

 

株価が下落している波の中で『売り』

 

 

次は同じチャートで、逆張りを説明します。

 

✅ 逆張り

 

投資スタンスの一つで順張りとは逆に、資産価格が上昇しているときに売り、逆に下落している時には買うという投資手法です。

 

✔️ 上昇中の相場 ➡︎ 売り

✔️ 下落中の相場 ➡︎ 買い

 

株価が上昇している波の中で『売り』

 

株価が下落している波の中で『買い』

 

上がり続ける株、下がり続ける株はなく、必ずどこかで反転します。

その反転を予測して、相場の流れに逆らった買い方(売り方)を逆張りと言います。

 

私は、今回は逆張りのスタンスで原油ブルを購入しました。

 

 

これは、私が原油ブルを購入した時の長期原油価格の推移でした。

 

過去から見ても売られ過ぎの水準まで来ていましたので、原油ブルの購入を決めました。

購入した理由はもう一つあります。

 

そろそろ、サウジアラビアが主導する石油輸出国機構(OPEC)やOPECに加盟しない産油国が協調減産の合意されるとの見方がありました。

 

新型コロナウイルスの感染拡大にともなう原油の需要激減は深刻ですが、一旦の反転があるかとの期待もあります。

 

これが、下落中の原油ETNを買おうと思った理由です。

 

成行注文・指値注文とは?

 

次に、株式の注文方法を解説します。

今回は、指値注文で購入しました。

 

 

✅指値注文

 

指値注文とは、『買う時』あるいは『売る時』の値段を指定して注文する方法です。

 

今回の取り引きでは

『原油ブル ETNを、360円の指値で270株の買い注文をして約定(やくじょう)した』

と言います。

購入価格は

360(円)×270(株)=97,200(円

手数料が110円(税込)

 

合計で97,310円でした。

 

 

指値注文のメリット

欲しい価格で買うことが出来る

 

指値注文のデメリット

欲しい瞬間に買えない事がある

 

もう一つの注文方法に、成行(なりゆき)注文があります。

 

✅成行注文

 

成行注文は、『買う時』あるいは『売る時』の値段を指定しないで注文する方法です。

 

では、どのように値段が決まるかと言えば、注文した時に出ている売り注文の最も安い価格に決まります。

 

成行注文のメリット

欲しい瞬間に購入が出来る

 

成行注文のデメリット

その時の売り注文価格によっては

想定よりも高く購入してしまう事がある

 

今回の原油ブルの購入は、急ぐ必要はなかった為に指値注文で360円に設定して、その価格になるまで待つ事にしました。

 

板の見方

 

買い注文、売り注文とここまで説明してきましたが、これらの数量を確認する『板(いた)』の見方を解説します。

 

板は単純化して言えば

買い注文と売り注文の数量一覧表

です。

 

板を見れば、今現在、いくらでどれだけの買い注文と売り注文が出ているかが一目でわかります。

 

これは、取り引き時間中のとある銘柄の板です。

 

赤文字の右側に並ぶ数字=買い注文の数

✅青文字で左側に並ぶ数字=売り注文の数

 

この時は2406円の株価に400株の買い注文が出ており、1円安い2405円には4800株の買い注文が出ています。

株価が2410円には8000株の売り注文が出ていますので、そこまで株価が上がったら売りたいと思っている投資家が多くいる事が推測出来ます。

 

これらの板に表示されている注文は、あらかじめ取引を行う価格を決めていますので

指値注文

という事になります。

 

それでは、このケースで成行注文を行ったらどうなるのでしょうか?

 

例えば、成行注文で200株を注文したとします。

 

成行注文は、今出ている一番安い価格で約定します。

 

2408円に200株の売り注文が出ている為、2408円で購入出来る事になります。

 

もし500株の成行買い注文を出した場合には、残りの300株はその1円高い2409円で約定します。

 

一方、指値注文で買い注文を行った場合には、すぐに約定する事は出来ませんが株価が安くなった時に買う事が可能になります。

 

 

リスク管理と逆指値

 

資産運用ではリスク管理が必須である事は、下記の記事でも説明してきました。

参考記事:資産運用とは?わかりやすく解説

参考記事:株式投資とは?わかりやすく解説

 

最後に、具体的なリスク管理方法の一つである逆指値注文について解説します。

 

株式投資やFX取引では、資産価格が常に変動します。

 

時には、2020年初頭に起こったコロナショックのような大暴落も発生します。

参考記事:2020年の株価暴落について

 

その時に重要な事は、いわゆる損切りです。

 

特に、短期売買をメインとする株、為替取引では、損切りが出来ないと資産を増やす事が出来ません。

 

ここでは株式投資における損切りについて、代表的な2パターンを説明します。

 

成行売り注文による損切り

✅逆指値注文による損切り

 

成行売り注文による損切り

 

まずは前述しました、成行注文で売却する方法です。

 

株を購入する時には、あらかじめこの位の価格まで落ちた場合には売却するという損切りの目安をもっておく事が重要です。

 

そして、その価格まで下がった場合には、成行注文ですぐさま売却するのです。

 

しかし、この方法を使える人は常に相場を見ていられる人に限ります。

 

副業として株取引を行なっている場合には、難しいこともあります。

 

そういったいわゆる兼業投資家が損切りを行うために有効な方法が、次に説明する逆指値注文です。

 

逆指値売り注文による損切り

 

逆指値注文とはその名の通りで、通常の指値注文と逆になる注文と方法です。

 

通常の指値注文

指定価格まで株価が上がったら売却する

指定価格まで株価が下がったら購入する

 

これは説明した通りですが、逆指値注文はこの反対の機能があります。

 

逆指値注文

 

指定価格まで株価が下がったら売却する

指定価格まで株価が上がったら購入する

 

そうです。

逆指値注文では

ここまで株価が下落したら、もう損切りしますよ

という価格をあらかじめ設定しておく事が出来るのです。

 

私は、購入した原油ブルのETNを、320円以下になったら成行売り注文にて損切りをするとの設定をしました。

 

これが、リスク管理としての逆指値注文の活用方法です。

 

第1回取引の結果

 

さて購入した原油ブルの価格ですが、その後も下がり、今回設定した損切りラインで売却する事になりました。

 

購入した日に原油減産への合意が発表されましたので、このまま上昇に向かうかと思いきやの下落でした。

 

原油価格戦争に終止符、OPECプラスが減産で歴史的合意

更新日時
  • OPECプラスは日量970万バレル削減で合
  • トランプ米大統領の個人的仲介も含めた緊急の外交努力が実を結ぶ
Gas flares burn from pipes aboard an offshore oil platform in the Persian Gulf's Salman Oil Field, operated by the National Iranian Offshore Oil Co.
Photographer: Ali Mohammadi/Bloomberg

 

主要産油国は世界の原油生産を1割近く削減し、サウジアラビアとロシアの壊滅的な価格戦争に終止符を打つ歴史的な合意を成立させた。

Bloombergより引用

 

しかし、この後も原油価格は下落し逆指値で損切りとなります。

 

私は改めて短期投資での損切りの重要さを実感しました。

 

なぜなら、この後の原油価格は歴史的な大暴落を喫したからです。

 

 

黄色でのマーク部分を見てわかるように、新型コロナウイルス拡大による世界的な原油需要の停滞から、原油価格が一時的に0円まで下がったのです。

参考記事:新型コロナウイルスと日本経済

 

これに伴って、原油ブルのETN、野村原油など原油関連の指数銘柄も軒並み下落しました。

 

黄色い矢印は、私が購入した部分と損切りした部分です。

 

この後も原油ブルは下落していき、4月28日現在は138円となっています。

 

実に半分以下にまで落ちているのです。

 

私は、逆張りの投資は株価の原理からさ有利だと感じていますが、前提としてリスク管理は絶対に必要です。

 

ただリスク管理をしっかりとしていれば、株取引とはそこまで恐ろしいものではありません。

 

短期売買や長期投資、さまざまなリスク管理方法を使用する事で、最低限のリスクで大きなリターンを得る事も可能です。

 

私たちが生きる資本主義社会では、自由に資産運用を行う事が認められています。

参考記事:資本主義とは?わかりやすく解説

 

余剰資金を少しつづつ積み立てていく方法でも、いずれ大きな力となってくれるはずです。

 

✔️ 今回の取引

 

購入

原油ブル 360円×270株 = 97,200円

売却  315円×270株  = 85,050円

損失額  12150円+220円(手数料)

 

残り資金 87,630円

 

それでは、次の銘柄とタイミングを探していきます。

 

※当ブログは筆者の個人的な投資判断で執筆しておりますので、損失の責任は負いかねます。すべての投資においては自己責任のもとで行って頂きますようよろしくお願いします。