
・初心者でも稼げる?
・FX初心者にわかりやすいブログが見たいです!
本記事ではこんな疑問を解消できるように当サイト管理人が10万円を元手に実際のFX売買記録を公開します。

本取引記録のルール
- バーチャル取引で10%の収益
- 資金500万円から50万円の利益で達成
- 資金が400万円を切ったら終了
- 取引ツールはDMM FX
そもそもFXとは?
FX(Foreign Exchange)とは『外国為替証拠金取引』のことで、証拠金を元手に通貨同士を売買することで利益を狙う取引のことです。
つまり為替レートの変動を利用して利益を狙う取引です。

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FXを始める理由


2013年から第2次安倍内閣の誕生とともに始まった経済政策『アベノミクス』によって日本の株価が長く大きな上昇局面に突入しました。
この時に私は株式投資を始めて大きな波に乗ることができました。
それから約10年の月日が経ち2022年。
世界的なインフレが発生する中で12月に行われた日銀政策決定会合では、日本銀行は事実上の利上げを決定しました。
これは2023年から日本の金融政策が引き締めへと転換が起こる予兆ともとれるものです。
金融政策が現在の緩和政策から引き締めへと転換すると日本の株価は低迷して為替レートは円高方向に傾くことになります。
このことから2023年は株式投資よりも相対的に為替レートを利用した取引の方が優位にたてるのではないかと考えました。
FXを始める上で知っておくこと
FXを始める上で必ず知っておくべきことを解説します。
FXのポイント
- レバレッジ
- スプレッド
- スワップポイント
それぞれ解説しますね。
①:レバレッジ
FXの1番の特徴は『レバレッジ』をかけて資金効率を上げられることです。
レバレッジの直訳は『てこの原理』で、持っている証拠金を元手にそれよりも何倍もの資金を使って取引ができるのです。
レバレッジ
預けた保証金(証拠金と同義)の最大25倍もの取引を行える仕組みです。少額からでも大きな利益を期待できる仕組みでもあり、FX最大のメリットとも言えます。
レバレッジは大きな利益を狙えることがメリットである一方でレバレッジをかけすぎると損失も大きくなりデメリットとなり得るのです。
そのためFXにはレバレッジによって損失が膨大になることを防ぐために『ロスカット』というシステムがあります。
ロスカット
一定の損失が発生するとFX会社によって強制決済が行われる仕組みです。強制決済と聞くとネガティブなイメージをお持ちの方も多いと思いますが、大きな損失から投資家を守ることが目的です。

②:スプレッド
FXでスプレッドとは通貨を取引するときの買い値と売り値の差額のことを指し、買い値のことを『ask(アスク)』売り値のことを『bid(ビッド)』と呼びます。
このスプレッドはFX業者によってそれぞれ異なりますが、投資家にとっては差額(スプレッド)が低い方が有利になります。
なぜならFXはスプレッドが取引手数料のようなもので、低ければ低いほどに一回あたりの取引コストが下がるからです。
③:スワップポイント
FXには株式投資のような配当や株主優待の代わりに『スワップポイント』と呼ばれる2国通貨の金利差によって発生するボーナスポイントがあります。
スワップポイント
FXでは日本のような超低金利の国の通貨を売って、トルコやメキシコ、南アフリカのような新興国などの金利水準が高い国の通貨を買うと、スワップポイントと呼ばれる収益がポジションを決済するまで毎日得られることになります。
スワップポイントはその通貨を持ち続けるかぎり毎日発生することが最大のメリットです。
一方でデイトレードなどの1日の内に通貨を取引する方法ではスワップポイントは発生しません。
また2国間の金利差と証券会社によってマイナスのスワップポイントがつく場合もありますのでご注意ください。

DMM FXを選んだ理由

DMM FXを今回選んだ大きな理由は2つあります。
DMM FXを選んだ理由
- バーチャル取引で練習ができる
- 取引のツールが多彩
①:バーチャル取引で練習ができる
DMM FXでは500万円を元手にバーチャル取引ができるため、FX初心者の私にとって安心感がありました。
DMM FXではバーチャル取引専用のアプリが用意されていて、通常のDMM FX取引ツールとまったく同じように取引の練習が可能なのです。
10万円とはいえ実際にお金を投資する以上は大損はできません。
本記事でのバーチャル取引を通して更新をしていく予定ですが、バーチャル取引で才能がないと感じてしまえば10万円投資をしないという選択肢も可能です。

②:取引ツールが多彩
DMM FXを選んだ2つ目の理由は、スマートフォンはもちろんパソコン用の取引ツールがあり短期売買にとって有益な環境を整えられるからです。
バーチャル取引ツールで予行演習をした上で、同じツールで実戦が開始可能、かつ多彩な取引ツールが揃っていることは初心者による短期売買にとって有益なのです。
FXの取引戦略
今回のFX取引では私が株式投資でも活用している次の2つのテクニカルを意識して取引をしていきます。
FX取引戦略
- 長期的なトレンドを意識する
- 短期的な『過熱』を意識する
①:長期的なトレンドを意識する
株式であれ先物であれ為替レートであれ、すべてのマーケットはトレンドを形成します。
これは『マーケットのテクニカル分析』とあう良書でテクニカル手法と絡めてくわしく書いてある本がありますのでおすすめです。
市場価格は大きなトレンド(流れ)を形成してひとつの方向に強い圧力がかかり続ける状態が続きます。
このトレンドに合わせて取引する手法を『順張り』と呼び、トレンドに逆らって取引をする手法を『逆張り』といいます。
この大きな流れは日本や世界各国の金融政策によって決まりますが、金融政策がアナウンスされる経済イベントが株や為替の値動きにおけるトレンド転換となることが多くあります。
この長期的な流れの中で『短期の順張り投資』をすることで勝率を上げようと試みます。

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②:短期的な『過熱』を意識する
為替レートは短期的には常に上下に動いており、当然ですが上がれば下がり、下がれば上がります。
この上がりすぎ(買われすぎ)や下がりすぎ(売られすぎ)に対して取引をしかけて過熱に対する反発によって利益を狙う戦略です。
つまり短期的な値動きに対しては逆張りで取引をするということです。
相場の過熱の判断には『ボリンジャーバンド』と『RSI』を利用します。

DMMFXバーチャル取引の実践
それではまずはDMM FXバーチャル取引によって500万円から550万円、元本から10%の利益をあげることを目標に取引していきます。

DMM FXのバーチャル取引を始める際には、まずはスマホアプリをインストールします。
このようにバーチャルな500万円とともにすぐに開始ができます。
ここからは取引を実施した時点で本記事を更新しながら結果をお伝えしていきます。
取引:①ツールの理解
まずは取引ツールや売買と損益のバランス感覚を身につけるために小さなlot(ロット)で取引しました。
lot(ロット)
FX取引における通貨量の単位を「ロット」(Lot)といいます。日常生活で使う「円」や「ドル」といった単位と違い、ロットという単位は慣れるまでは変換に時間がかかるなど、FX初心者にとっての障壁になります。
DMM FXは1ロットが10,000通貨なので1ドル130円と仮定して130万円が必要です。
ただ実際には25倍のレバレッジをかけて取引するため必要な証拠金は52,000円となります。
つまりこのロットの大きさを調整しながらリスクとリターンを管理するのです。
まずはシステムの使い方を確認するためにドル円(131.268円)10ロットの打診買いを実施しました。
大きな円高トレンドの流れには逆らっていますが急激にボリンジャーバンドの底ラインに触れたので練習もかねて買ってみました。
一時的に利益にも転じたもののその後もアメリカの消費者物価指数(CPI)の発表によって128円台までの円高が進みました。
130円台に突入しても円高がおさまる気配がなく損切りをしてポジションを解消したのでダメージが大きくなることはありませんでした。
結果として−32,970円で1回目の打診買いを決裁しました。
短期的な過熱した円高とはいえ大きな円高の流れに逆行してトレンドに逆らう危険性を改めて認識しました。

取引②:ロットの拡大
次は少しロットを拡大して50ロットで取引しました。
ポイントは以下の通りです。
取引のポイント
- 円高傾向への順張り
- 短期的な円安(ボリンジャーバンド)
- 短期的なRSIが加熱を示した
これはDMMFX取引アプリの15分足のチャートです。
ボリンジャーバンド+2αで上値が重くなった段階でRSIが70にタッチする過熱を示していたため売りで20ロットの買いを入れました。
その後、長期トレンドのとおり円高に向かっていったため128.590円にて+48,000円の利益を確定しました。