【株式投資】銘柄の選び方をわかりやすく解説(財務分析編)

 

本記事はこんな悩みを解消します
・株式投資の銘柄の選び方がわからない
・株式投資で失敗しないポイントが知りたい

 

株式投資における銘柄を選定するポイントは、大きく分けて3つの視点にあります。

 

:テクニカル分析

:財務分析

:マクロ経済分析

 

本記事では②:財務分析についてのポイントを、わかりやすく解説します。

 

 

財務分析とは?

 

財務分析とは、財務諸表の数字にもとづいて企業の経営状況を分析することを指します。

 

財務分析は、定量的なデータを他社と比較することによって、経営者による経営判断や投資家による投資判断に活用するために実施されます。

 

財務分析は、その目的によっての4種類に分類されます。

 

収益性 安全性 生産性 成長性

 

本記事では、この4つの分析の中から特に株式投資に簡単に活用できる重要なポイントにしぼって解説します。

 

5つの重要指標

 

まずは株式投資の投資先の判断基準として、必ず押さえておきたい5つの指標について解説します。

 

:自己資本比率

:PER(株価収益率)

:PBR(株価純資産倍率)

:ROE(自己資本利益率)

:ROA(総資産利益率)

 

①:自己資本比率

 

自己資本比率 = 自己資本 ÷ 総資本 × 100

 

企業の自己資本比率からは、その企業の経営の安定性が確認できます。

 

業種によって平均の自己資本比率はことなりますが、一般的には40%以上であれば経営は安定していて、倒産の心配は低いといわれています。

 

自己資本比率とは?【わかりやすく解説】

2021年6月7日

 

②:PER(株価収益率)

 

PER = 株価 ÷ 1株あたりの純利益

 

企業のPER(株価収益率)からは、現時点での投資候補企業の株価が割高なのか、割安なのかが判断できます。

 

PERも業種によって異なりますが、一般的にはPERは高いほどに割高、低いほどに割安であると見られ、15倍以下では割安とされています。

 

 

PER(株価収益率)とは?【わかりやすく解説】

2021年5月9日

 

③:PBR(株価純資産倍率)

 

PBR = 株価 ÷ 1株あたりの純資産

 

企業のPBR(株価純資産倍率)からは、PERと同じく現時点での投資候補企業の株価が割高なのか、割安なのかが判断できます。

 

PBRもまた目安は業種によって異なるものの、1倍を目安に1倍を下回るものは割安、1倍を上回るものは割高と判断されています。

 

これはPBRの理論上、もしもPBRが1倍のときに会社が解散した場合に、投資した金額と同じ額が株主に返還される数値だからです。

 

PBR(株価純資産倍率)とは?【わかりやすく解説】

2021年6月14日

 

④:ROE(自己資本利益率)

 

ROE = 純利益 ÷ 自己資本 × 100

 

企業のROE(自己資本利益率)からは、株主が投資したお金がいかに効率的に利益を生み出しているかがわかります。

 

ROEは、10%を超えると優良企業といわれていますが、ROEも業種によって目安は異なりますから、同業種の企業や他の指標と合わせて確認することが重要です。

 

 

ROE(自己資本利益率)とは?【わかりやすく解説】

2021年6月8日

 

⑤:ROA(総資産利益率)

 

ROA=純利益÷総資産×100

 

企業のROA(総資産利益率)からは、企業が事業のために調達したすべてのお金がいかに効率的に利益を生み出しているかがわかります。

 

ROAは、一般的には5%を超えていれば優良企業といわれますが、ROAもまた業種によっての平均値は異なります。

 

ROA(総資産利益率)とは?【わかりやすく解説】

2021年6月11日

 

財務諸表の確認

 

株式投資において銘柄を選ぶときには、5つの指標と一緒に財務諸表を必ず確認しましょう。

 

どれだけ株価が上昇している銘柄であっても、財務諸表で危険な兆候を察知できれば、その後の倒産や株価の大暴落のリスクを回避することができます。

 

株価が上昇しているからといって、いい企業であるとは限りませんが、上昇している株価の銘柄は買いたくなってしまいます。

 

ここが、警戒すべき失敗の要因になることが多いです。

 

財務諸表とは?【わかりやすく解説】

 

こちらの記事では、代表的な3つの財務諸表についてをまとめてわかりやすく解説しています。

 

:貸借対照表(バランスシート)

資金の調達と運用方法がわかる

:損益計算書(PL)

利益の収支と内容がわかる

:キャッシュフロー計算書(CS)

現金・預金の流れがわかる

 

財務諸表と5つの株式指標を合わせて見ることで、株式投資における失敗のリスクを大きく減らすことができます。

 

株式投資における3つのポイント

:テクニカル分析

:財務分析

:マクロ経済分析

 

株式投資で銘柄を選ぶ時には財務分析の他にも、テクニカル分析とマクロ経済分析の2つの視点からみることが重要です。

 

ここでは残り2つの分析についてざっくりと解説します。

 

①:テクニカル分析

 

テクニカル分析とは、過去の資産価格の値動きを表すチャートからトレンドやパターンなどを分析して、今後の株価、為替動向の予想に役立てることです。

 

テクニカル分析は、比較的に短期的な取引に分析効果を発揮します。

 

株価チャートを見るだけではなく、下記のようなテクニカル指標を確認することで、より精度の高い株価予想を可能にします。

 

・移動平均線

・ボリンジャーバンド

・MACD

・RSI

・一目均衡表

 

これらの指標を財務分析と合わせて銘柄の選定を行うことで、株式投資の失敗のリスクを大幅に軽減することが可能になります。

 

本サイトでも、今後はテクニカル分析に関する知識をわかりやすく解説していく計画ですのでお楽しみにしてください。

 

③:マクロ経済分析

 

通常の株式投資では、テクニカル分析と財務分析(ファンダメンタル分析)がフォーカスされますが、実は景気状況を把握するマクロ経済分析が重要なのです。

 

特に、マクロ経済分析は長期投資に効果を発揮します。

 

マクロ経済分析では、主に金融政策と財政政策にフォーカスします。

 

金融政策は、景気の先行きの予測が可能であり、財政政策では国策によって恩恵を受ける企業の業種(セクター)がわかります。

 

【株式投資】銘柄の選び方をわかりやすく解説(マクロ経済分析編)

2021年6月22日

 

まとめ

 

株式投資の銘柄を選ぶ上で押さえておくポイントはシンプルに3つだけ。

 

:テクニカル分析

:財務分析

:マクロ経済分析

 

財務分析は目的によって4つの視点から分析する。

 

収益性 安全性 生産性 成長性

 

その中でもおさえておくべき重要な指標は下記の5つ。

 

:自己資本比率

:PER(株価収益率)

:PBR(株価純資産倍率)

:ROE(自己資本利益率)

:ROA(総資産利益率)

 

5つの株価指標の目安は業種によって異なるため、同業他社との比較や、財務諸表の確認、テクニカル分析となどを照らし合わせて判断する。

 

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日経平均株価の最高値更新を祝して美味しいお酒を飲める日を心待ちにしています。テクノロジーの発展と豊かで明るい未来を想像しながら、今日も『時代おくれ』を聴いています。